建学の精神/沿革
光華女子学園の歩み
創設者 故 大谷智子 裏方
光華女子学園は、真宗大谷派(東本願寺)第二十四代門首夫人の故 大谷智子裏方(昭和天皇妃/香淳皇后の妹君)が、「仏教精神に基づく女子教育の場の実現」をご発願になり、東本願寺をはじめ有縁の方々から物心両面の援助を受けて、昭和14年に設立されました。
建学の精神
光華女子学園は、真宗大谷派(東本願寺)第二十四代門首夫人の故大谷智子裏方が、「仏教精神に基づく女子教育」を発願し、東本願寺をはじめ有縁の方々から物心両面の援助を受けて設立された学園です。その建学の精神は、校名「光華」と校訓「真実心」に込められています。
校名「光華」経典『仏説観無量寿経』の水想観にある文言「其光如華又似星月懸處虚空」にちなみ、清澄にして光り輝くおおらかな女性を育成したいという願いに基づき、お裏方により名づけられました。仏教において「光」とは、人知を超えた究極の智恵を意味し、その「光」を受けてはじめて混濁の世にある私たちの姿が明らかになり、「華」として自己の清浄性に目覚める歩みを始めることができるのです。
校訓「真実心」「真実心」とは「仏の心=慈悲の心」であり、今の言葉でいうと、他者への配慮、ともに支え合う心、すなわち「おもいやりの心」といえます。校訓「真実心」には、み仏の心に自らを問い自我に偏しがちな生活を正し、慈愛に満ちた人として生きて欲しいという願いが込められています。
沿革
昭和 14年 9月15日 | 財団法人光華女子学園設立認可 光華高等女学校設置認可 |
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15年 4月1日 | 光華高等女学校開設 |
19年 3月11日 | 光華女子専門学校開設 数学科、生物科、保健科を設置 |
20年 3月29日 | 高女同窓会「澂清会」発足 |
22年 4月1日 | 学制改革により光華中学校開設(光華高女より) |
22年 10月10日 | 光華女子専門学校保健科を生活科に改称 |
23年 4月1日 | 学制改革により光華高等学校開設(光華高女より) |
25年 4月1日 | 光華女子専門学校を光華女子短期大学に移行 |
26年 2月28日 | 学校法人光華女子学園設立認可 |
29年 4月17日 | 光華衣服専門学院開設 |
39年 4月1日 | 光華女子大学開設 |
40年 4月1日 | 光華幼稚園開設 |
43年 4月1日 | 光華小学校開設 |
平成 元年 11月15日 | 総裁大谷智子裏方還浄(83才) |
10年 4月1日 | 光華女子大学大学院開設 |
13年 4月1日 | 京都光華女子大学、京都光華女子大学短期大学部、京都光華高等学校、京都光華中学校へ校名変更 |
14年 4月1日 | 高等学校、ライラックコース・プリムラコースを設置 伝統文化科を開講 |
15年 4月1日 | 京都府「私立高校魅力ある教育創造モデル校」に指定 |
15年 7月1日 | 文部科学省「教育改革推進モデル校」に指定 5年連続 |
16年 4月1日 | 中高保護者会「あけぼの会」発足 |
18年 8月 | 中高6カ年一貫スーパープリムラコース設置 |
19年 4月1日 | 関西大学とパイロット校締結 高等学校、プリムラ関大コース設置 |
24年 4月 | 京都府NIE推進事業実践に指定(平成24・25・26年度) |
24年 5月 | 文部科学省委託 特別支援総合推進事業に採択(平成24・25年度) |
25年 2月1日 | 京都外国語大学と協定書締結 |
25年 4月1日 | 伝統文化科に日舞・着付けを導入 |
25年 4月 | 博報財団 児童教育実践研究に指定 独立行政法人科学技術振興機構(SPP)に採択(平成25・26年度) |
25年 6月6日 | 京都造形芸術大学と協定書締結 |
26年 4月 | 文部科学省 外国語教育強化地域拠点事業に採択(平成26・27・28・29年度) 文部科学省 発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業に採択(平成26・27・28年度) |
27年 7月 | 独立法人科学技術振興機構「中高生の科学研究実践活動推進プログラム(学校活動型)」に採択(平成27・28・29年度) |
28年 11月 | サン・シスト・カレッジ(オーストラリア)と姉妹校協定締結 |
29年 4月 | 高等学校、グローバルプリムラ関大コースを設置 発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業 [平成29・30年度] |
31年 4月 | 高等学校、グローバルプリムラ関大コースをグローバルSAKURAコースに改称 |
令和 4年 4月 | 高等学校、医療貢献コース・未来創造コースオリジナルプログラム・未来創造コースアドバンストプログラム・国際挑戦科(専門学科)を設置 |