中学校 / 高等学校

校長の目(握り墨つくり体験①)

書道の授業の中で、中学1年生たちが「握り墨つくり」の体験をしました。
握り墨とは、奈良墨の工房でやっておられる墨のことで、書のために磨る墨ではなく工芸品として広めていこうと企画されたものです。
墨職人が減少する一方にあって、何とか墨のよさを残す方法として考案されました。
今日は、奈良県三条市から長野墨延(ぼくえん)さんと、その息子の睦(あつし)とにお越しいただいて体験をしました。
本校では毎年1年生を対象に実施ており、生徒たちにとっては貴重な体験となっています。
また、3か月後に完成する「握り墨」は“おおきに祭”で展示したのちに自宅に持って帰って飾ってもらうことになっています。
玄関に置いておくと、墨の良い香りが漂うということです。
生徒たちは先生の話に真剣に耳を傾けていました。
校長より
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