高等学校

【土曜講座】生物基礎入試対策講座 ニワトリの脳の観察

医療関係に進む生徒が選択する生物基礎入試対策講座でニワトリの脳の観察を行いました。

使用したのはニワトリの頭の水煮です。
まずはニワトリの頭の形や口、舌などの観察を行ってから、頭の骨や筋肉を外す簡単な解剖も行いながら脳を取り出していきました。
今回の観察のポイントは、ヒトの脳とニワトリの脳の違いです。ヒトの脳のスライドともあわせて比較しました。ニワトリの大脳には「しわ」がありません。また、ニワトリでは飛ぶための平衡感覚が重要であるため小脳が発達して大きくなっています。看護師の国家試験では過去にヒトの小脳のはたらきについて出題されていますので、その問題を解きながら小脳の機能を確認しました。脳全体を外したあとは、視神経の交叉について観察しました。視神経と視野の関係は非常に重要なので、視神経の切断と視野の範囲についても最後に確認しました。
講座では医療関係の国家試験の過去問から、高校の生物基礎で解ける問題を取り上げながら学習を進めています。

  

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