あっとこうか

きょうの光華(3/24)京都光華高等学校|3/21終業式式辞2020年3月24日 高等学校

〇京都光華高等学校

終業式式辞|3学期終業式に寄せて

 「ピンチはチャンス」 私が、ここ京都光華にお世話になって長い間ご一緒にお仕事をさせて頂いた先輩が、何かあるとすぐにむ私に対して、繰り返し伝えて下さった言葉です。
2019年度の学年の修了式をこのような形で迎えることは、どなたも想像していなかったと思います。ましてや、学校が長期にわたって休校措置を取らなければならないような事態は、私の長い教員生活の中でも初めてのことです。新型コロナウィルス感染症の拡大が、世界規模となり、とうとうパンデミック宣言がWHOから宣言される事態となり、学校再開の目途が立たないまま東京オリンピックまでもが延期か中止かと取沙汰されるようになりました。まさにピンチです。
このような予期せぬ事態は、私たちから当たり前の日常を奪い、不安を駆り立てていきます。しかし、その一方で、在宅勤務や子連れ出勤、メールやスカイプでの会議で、働き方を大きく見直す機会となっています。学生や生徒に対しては、時間が与えられ、自分で学ぶべきことを見つけ、なすべきことを考え、行動に移すことを求められるという、一歩先の学びのあり方を経験することにもなりました。
先ほどの先輩の言葉がここで光ります。学校がない、クラブもない、教師の目もないという有り余る時間の使い方がわからず、スマホやテレビばかりを見ている状況をピンチとするならば、その状況は、使い方によっては自分を成長させるチャンスとなるということです。目標を決めて読書をするのもよいでしょう。一年間の復習をするのもよいでしょう。「すらら」を使って基礎学力を定着させるのもよいと思います。そして、保護者の代わりにお夕飯を作ったり、一緒にゆっくりとお話ししたり、今まで気が付かなったことを日記にするのもよいと思います。新型コロナウィルス感染症の拡大というピンチを、自分を成長させるチャンスに変えて欲しいと思います。

「花は一瞬にして咲かない。
  大木も一瞬にして大きくはならない。
  一日一夜の積み重ねの上に その栄光を示すのである。」

坂村真民

 小さな積み重ねを大事にして、確実に前進、成長する習慣を築いていきましょう。

令和2年3月21日
京都光華高等学校 校長 須原 理都子

資料請求