KSPブログ

放射線疫学講座を受講しました(第2回)2015年9月1日 高等学校

 8月21日(金)の第1回に引き続き、8月26日(水)の放射線疫学講座では角山雄一環境安全保健機構助教授と坂東昌子NPO法人あいんしゅたいん理事長を講師にお招きし、放射線について学びました。SSH環境・エネルギー学会やハイスクール放射線サマークラスなどで発表した有志の生徒には既に馴染み深い内容もありましたが、コース全体で学習するのは初めてで、放射線の基礎について丁寧に講義を聞きました。

 実習では放射線の通った跡を霧箱を用いて観察し、自然界でどのように放射線が飛ぶのかを視覚的に学びました(写真のゴム栓から飛び出す白い線が、放射線が飛んだあとにできる霧です)。最後にはどの程度放射線を浴びれば人体に影響が出るのか、放射線を利用した歴史にはどのようなものがあるのかを講義形式で学びました。
「放射線は火と同じで、危険なものだが、制御して有効に利用することができる。」安全とは言ってはいけないものですが、きちんと知ることができれば、何も知らずにただ怖がる、ということもなくなるでしょう。火だけでなく、科学に危険はつきものですが、知識を蓄えて、安全に扱っていけるよう今後の学習につなげていきます。

 また、本校は『中高生の科学研究実践活動推進プログラム』に採択されました。放射線やバイオエタノールをはじめとしたエネルギー問題に生徒主体で取り組んでいきます。生徒はこの2日間の放射線疫学講座を受けて、研究活動への第一歩を踏み出したことになります。

資料請求