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放射線疫学講座を受講しました(第1回)2015年9月1日 高等学校

 高校1年プリムラコースの生徒は、8月21日(金)と26日(水)の2日間に渡って、放射線疫学講座と題して、普段の理科の授業では学べない、疫学と放射線について京都大学の先生をお招きし、講義を受けました。

 第1回は、京都大学医学部の医学・生命科学総合研究棟の講義室にて、疫学についての講座を受講しました。講師は田中司郎医学研究科准教授と坂東昌子NPO法人あいんしゅたいん理事長で、疫学に用いられる主な手法である『統計』をテーマとして講義をしていただきました。「この健康食品は本当に効果があるのか、効果を証明するデータになっているのか」から始まり、「ばらつき」や「中央値」をはじめとした様々なデータの見方、扱い方を教わりました。第三の因子(交絡因子)に着目すると、原因だと思われていたものが実際には関係があまりないことがわかるということに強く印象を受けた生徒も多く見受けられました。
 

 実習では実際に自分たちの頭位を測定し、平均値や標準偏差を実際に計算して導き出す場面もあり、普段苦手意識を持っている数学と真剣に向き合う機会となりました。
 統計学は様々な分野で必要になってくる学問で、数学の授業でも扱いますが、受験で使わないために勉強する高校生は少ないです。しかし、今回の講座で統計の重要さに気づくことができたのではないでしょうか。

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