発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援
教職員の専門性向上事業

[文部科学省]

事業の趣旨

学習面や行動面で何らかの困難を示す児童生徒に対する指導方法の改善、早期支援の在り方について研究事業を行う。

研究テーマ

生徒の困りを見逃さず個々の特性を理解し、効果的な支援方法や支援をつなぐ学校組織を確立し、教職員の専門性の向上を目指す。

取組概要

  • 平成2425年度の「文部科学省特別支援総合推進事業」での取組成果を中学校にも活かし、早期からの支援と支援を継続していくシステムをつくる。
  • 困り感のある生徒を見逃さず、早期から支援を開始し、生徒それぞれの特性を活かした将来展望をもたせて力をつける。
  • 学習面や行動面で何らかの困難をしめす生徒を含む全生徒が理解しやすい配慮した授業の実施を行う中で指導方法の改善を探る。
  • 放課後補充指導(LD等)などの学習面での配慮や視覚的・聴覚的な刺激など行動面での配慮を要する生徒に対する効果的な指導方法を探る。
  • 適切な実態把握等による早期支援の実施。(教員によりアセスメントができるように教員の専門性の向上を目指す)

取組期間

平成26年度・平成27年度

取組成果

(平成26年度)

  • 「気づきプリント」を活用し、困り感のある生徒を把握する。
  • 困り感のある生徒に対して支援した内容を学期毎に集約し、資料として閲覧できるようにしておき、全教員で共有を図り、指導方法に取り入れることができた。
  • ユニバーサルデザインを意識した授業を展開、公開授業期間を設け、相互授業参観コメントシートを活用して、さらなる工夫に努めた。
  • 校内研修、また、外部研修会に多くの教員が参加、専門性の向上に努めた。

(平成27年度)

  • 生徒の「困り感」を見逃さないように、教員が敏感になり、学校の組織体制が確立した。
  • 教科や場面により、生徒の「困り感」が違うことに教員が気づき(気づきのシートの活用と調査活用)共通理解の大切さを感じた。
  • 授業のユニバーサル化の意識向上がみられた。
  • 全教科・教員で「わかりやすい授業」「ICTの効果的な活用」「言語活動の工夫」「対話型授業→アクティブラーニング」等、要支援生徒を念頭においた授業の組み立てが出来るようになった。
  • 別室登校等(多様な学びの場)づくりや個別支援により、教室復帰や登校しにくい生徒が減少した。
  • 教員研修(伝達研修の定例化含)の充実と研究図書の報告により、教員の専門性と意識の向上がみられた。
  • 「気づきサロン」において、自己理解、また生徒相互の関係性に顕著な効果が表れた。
    (特に専門家と教員との連携・生徒相互の支援による安心感向上)
資料請求